廿日市エリア・宮島口

コンパクトにまとまった廿日市は便利で住みやすいエリア

 廿日市エリアは、広島県の南西部に位置し、穏やかな気候の瀬戸内海沿岸部と西中国山地の中山間地域から形成されています。南は瀬戸内海から北は中国山地まで、日本の縮図ともいえる多様な地域特性と、世界遺産「宮島」をはじめ、市内各所に点在する温泉施設、美術館、水族館及びスポーツ施設など、多彩な魅力や観光資源が溢れる街です。広島市に隣接した好立地で、交通の便が良く、学校や買い物施設、公園等の生活環境も充実しています。
 また、シーカヤックやアーチェリー、スノーボードにキャンプなど、1年を通して季節ごとに遊べるアクティビティもいっぱいで様々なレジャーを楽しめる地域でもあります。 そんな廿日市市は、「暮らしの魅力」を、4つのエリア「ぎり街」「「なぎな海・島」「ちいと山」「ぶち山」に分けられ、自分にあった暮らしが見つかる街です。

ぎり街は、東京や大阪から見たら田舎ですが、大型ショッピングセンター「ゆめタウン廿日市」や商店街、図書館、公園、幼稚園・保育園から大学までの教育・保育環境、医療機関が充実した暮らしができ、身近に必要なあらゆる生活施設がコンパクトにまとまっているエリアです。

JR山陽本線と広島電鉄宮島線が走り、交通アクセスも抜群で、沿線に住めば車無しで生活が可能です。比較的、路面電車や電車も空いていて、高いビルも見当たらず、道行く人々はゆったりした雰囲気です。山陽道も2号線バイパスも走っており、車で広島市内まで約20分で到着します。

歴史ある西国街道沿いに古くから続く町並みと、広島市のベッドタウンとして発展してきた戸建て住宅団地からは、宮島を望む贅沢な眺めを楽しむ事ができ、1区画50~70坪(坪単価約20~30万円)と広めで、子どもたちものびのびと暮らすことができます。

「生活の便利さは都会と変わらないのに、なんだかゆとりがあるなぁ」と感じさせられるでしょう。

「生活の便利さ、アクセスを重視したい」「普段の生活は街を中心に、休日は自然の中で楽しみたい」「価格を抑えてマイホームを建てたい」と思う方にオススメで、街を歩いて、自分の描く生活にぴったりの場所や好きなスポットを、探してみてはいかがでしょうか。

なぎな海・島は、瀬戸の穏やかな海を眺めながら、世界遺産「日本三景の宮島」が身近にある暮らしができるエリアです。JRが走っており(エリアの一部は広島電鉄も利用可能)、広島市内までも40分程度で通勤・通学でき、小中一貫推進教育校の大野学園など、教育環境も充実しております。また、車で15分程度の距離に総合病院があるほか、エリア内には小児科や内科も多いので、安心して子育てができるため、若い子育て世代に人気です。ぎり街エリアよりもさらに坪単価が安く、近年、庭付き戸建ての住宅がぞくぞくと建設中です。昔から続くカキやアサリ漁、伝統工芸品作りなどに加え、観光業に携わる人もたくさんおり、最近はテナントを購入して、カフェや雑貨などを始める人や農業などで起業する若い人も増えています。

宮島エリアも、海、山、嚴島神社をはじめとする歴史的建造物が調和する美しい景観を誇る島で、対岸で潮風を感じられるのも魅力的です。国内外からの観光客が多いため、島内の多くの人が観光業に携わっています。パンや雑貨、ガラス細工、カフェなど、空き家を活用したおしゃれなテナントで起業する若い世代も目立っています。

「暖かい場所が好き」「釣りやマリンスポーツを日々楽しみたい」「観光客向けビジネスを起業してみたい」という方におススメで、未来へのイメージが広がる、何かに挑戦したくなる、そんな雰囲気にあふれたエリアです。

ちいと山は、沿岸部の市街地から車で15~30分ほど山側へ走ると風景は一変し、森や昔ながらの田園風景が広がるエリアです。

ちいとは、広島弁で「ちょっと」という意味で、瀬戸内海と中国山地のちょうど中間に位置しております。街からさほど離れていないので、廿日市市の沿岸部や広島市内に通勤・通学する人も多く、また、街のライフスタイルを維持しつつ、豊かな緑の中でゆっくり過ごすことも可能です。

一方では、環境を生かして家庭菜園に挑戦したり、昔から住む地域の達人たちに生活の知恵を分けてもらったり、のどかな田園風景に囲まれて思い切り田舎暮らしを楽しむことも叶えます。胡蝶蘭や醤油などの産品が農林水産大臣賞を取るなど、地域を誇れるエリアでもあります。

「現在の仕事を変えずに、自然の中での暮らしをしたい」「緑あふれる自然の中で、のびのび子育てをしたい」「家庭菜園や広い庭付きの家を楽しみたい」という方にオススメで、気候も寒すぎず暑すぎず、ちょうどよい場所なので、キャンプ場や綺麗な水が流れる河川など豊かな自然を楽しみながら、自分の手で生活を思い通りに作っていけるエリアです。

ぶち山は、島根県との県境に位置し、冬は銀世界、夏はクーラー入らずの自然豊かな暮らしができるエリアです。ぶちは、広島弁で「すごく」という意味で、温暖なイメージがある広島ですが、実はここ「ぶち山」北部は深くて冬は寒いのです。平均気温は、青森県と一緒で日本最南端の豪雪地帯にも指定されています。

そんな「ぶち山」エリアですが、少子高齢化が進む地域ですが、豊かな自然の中で子育てをしたいという若い世代の移住も増えてきています。人口規模が小さな地域なので、保育園から中学校までみんな友達。上級生が下級生の面倒を見ており、子どもが子どもの背中を見て育っています。少人数の小中一貫校や、子どもからお年寄りまでが参加する行事など、学校・住民同士のつながりが強いのも特長です。

水がきれいで、ここで作られたわさびは、東京の有名店でも使われています。高速道路のインターチェンジが地域内にあり、広島市内まで1時間、廿日市市の沿岸部までも1時間圏内なのもうれしいポイントです。

夏は涼しく別荘地としても有名で、冬は一面真っ白になる豪雪地帯なので、スキー場もあり、スノースポーツも気軽に楽しめます。 「濃い近所付き合いの中で暮らしてみたい」「一人一人に目の行き届いた、学校や自然環境の中で子育てしたい」「春から秋は農業、冬は除雪作業など、季節に寄り添った暮らしをしたい」という方にオススメで、自然や人と深く関わる暮らしができ、四季の変化を一番感じる土地と言えます。

瀬戸内海から中国山地まで、南北に広がる廿日市市。住むところによって暮らし方が違う廿日市エリアは、自分のライフスタイルに合った仕事や生活が、きっと見つかること事でしょう。